~2018年秋シーズン・イベドラ「SYLPHEN/シルフ」考察~
秋シーズン最も見ないドラ。これ強いの?と疑問視される謎に包まれたドラなので考察いってみよー!
●「SYLPHEN/シルフ」
・属性/風
・タイプ/召喚士
気品あふれる立ち姿。エレガントドラゴンと呼ばれるだけのデザインをしているとおもいます!召喚士なのに召喚ドラゴンはいないんですよね。どういうスペル構成になってるかチェックしていきましょー!
〇~セールスポイント~
①「死の睨み(Death Strare)/白スペル/消費怒り(1)」
エンバーなどのいくつかのドラゴンが保有してる「壊滅攻撃」の白バージョン!白!
その有用性はエンバーを使う人なら良くわかるはず。破壊したい対象のタワーをを確実に葬ることができる!ただし、クールタイムが3秒と長く連発をすることはできず、基地攻略には計画性が求められる。
またこれはちょっとした小技になるのだが、「壊滅攻撃」や「死の睨み」をはじめとしたスペルの中には撃つ場所によっては近接する2~3つのタワーを巻き込むことができる!タップスキルに自信があるひとは狙ってみよう。
〇~シルフ運用のポイント~
シルフのスペルはすべて消費怒りが『1』!基地に合わせて柔軟にスペルを使うことができる。
「エセリアルチェーン/赤スペル/消費怒り(1)」
一区画(タワー5つ分)を覆うほどの範囲のタワーに対してダメージを与え『封鎖』を付与。攻撃されるまでタワーはうごくことができない!
「黄泉の印/青スペル/消費怒り(1)」
魔法タワーのスパショ(厳密には青タワーが存在すると使えないので赤タワー)とすべてのダメージを短時間無効化するシールドを自身に張る。その後シールドが爆発しダメージを与え、『怒りの生成』を付与。
現在赤や青のスペルを多く持つドラゴンは魔法タワーがある区画で無力になるため敬遠されがちなのだが、「死の睨み」を切り口にその他のスペルが死なないのがシルフの強み。通過する区画に赤青のタワーが合わせて建てられてる場合、「死の睨み」を赤青どちらかに撃つことによって次の立ち回りがかわるというトリッキーなドラゴンなのである。
〇~弱点~
①防衛者によるスパショの先行入力
防衛者がいる場合の予想される立ち回りは
「死の睨み」で青タワーの破壊→「黄泉の印」でスパショとダメージを防ぎその間に赤タワーの破壊→「エセリアルチェーン」
となるはずだが果たして先行入力されたスパショが飛んでくるまでに「死の睨み」→「黄泉の印」に繋げられることができるのか?ここがシルフの最大の問題である。シルフ自身は回復する手段を持たないのでとにかく怒りを奪われないなどのミスをしない立ち回いが求められるのだ。ミスのない理想的な動きができるかどうかが生命線なのである。
②1体攻略をしたいという人にはおススメできない。
「エセリアルチェーン」と「黄泉の印」の爆発時に一応範囲攻撃は備わっているがダメージ自体は大きくない。タワーを破壊する手段は「死の睨み」と召喚士特有の「ロックオン攻撃」ということになる。また「エセリアルチェーン」をかけるときは強力なタワーに動いてほしくないときがほとんどだ。①でも述べた通り回復手段を持たないドラゴンなので、難しい基地に対して2体目に飛ばすドラゴンのための下準備を行う運用になることが多いと思われる。
〇~ドラの役割~
①難攻不落の基地への1番槍。
先述した通りこのドラは、区画を瞬間的に一掃するには非力である。しかし、どんなタワー構成の区画でもピンポイントで任意のタワーを破壊できるスペルと広範囲の『封鎖』スペル、魔法タワーへの対抗手段を持っていることがこのドラの最大の強みである。
格上が多いギルド戦争になった場合、自身が所属するギルドの最強格のメンバーでも火力が足りない、突破できない区画が多々存在する。そんなとき、シルフは道中の整備を行いながら生存できる可能性を秘めたドラなのだ。
〇~評価~
強いドラゴンが正しいといわれる世の中で、その風潮にどこ吹く風とオリジナリティあふれるスキル構成を備えたドラゴン。他のドラゴンであれば、単純に基地に対して火力が足りているか足りていないか?というところで攻略する基地の選定をするもである。
しかし、どうやったらこの区画を抜けられるのか?こうしたら、攻略できるかもしれないと考えてプレイすることに楽しみを見出すプレイヤーであれば、とても魅力的なドラゴンである。
また、戦争で存在感を発揮するのかなと密かに期待するドラゴンでもある。