~2019年夏シーズン・イベドラ「Dreth/ドレス」考察~

行きつく暇もなくもう夏シーズンに入りました!今シーズンのテーマは『Summer Kai』!


「かい!」「貝?」「海...?」

どういう意味なんだろうとちょっと調べてみました。「Kai」という単語はなんとびっくり、ハワイの言葉から来てるっぽいです。言葉の意味は『海』。自分はてっきりサクラ繋がりで日本語から来ているものだと思いました...。
新タイプの「Invoker/インヴォーカー」を加え、多種多様なドラゴンがまた増えてきそうです。今回紹介するのはこれ!

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●「Dreth/ドレス」
●属性/土
●タイプ/召喚士
~奇妙な怪物がいると語り継がれる外海から島国の漁船がもどってきた。その怪物を見たという乗組員たちが口々にその生物の恐ろしさを語っていく。ある日部族の長がこの怪物を討伐するための船員を集め始めた。その生物による被害があったわけでもなかったのに...。この部族の判断は間違いだったかもしれない。~
このドラゴンのビジュアルを見て自分は映画『Star Wars』の惑星ナブーに住む水生生物のことを思い出しました。はっきり言ってめちゃくちゃ好きです。性能も一風変わったものになっているので考察見ていきましょー!

~〇スペル構成~
①「ワールプール/白スペル/消費怒り(1)」
このスペルを当てたタワーを5秒間無力化させる。無力化されたタワーに攻撃を与えると無力化は解けてしまう。

公式のホームページにも書いてある通り、ドレスにとって核となるスペルでありこれを使いこなせるかどうかで攻略できるかが決まるといっても過言ではない。
この無効化はフリーズやスタンなどように動きを止める効果ではなく、タワーの持つ能力を一時的に無力化させる。つまり『魔法タワーのスペル妨害の効果さえ奪ってしまう』ところが大きな特徴だ。範囲としてはかなり小さい。狙いどころによれば3点掛けも狙えなくはないが、まずはしっかりと赤の魔法タワーを狙えるようにしたい。

注意点としては「ワールプール」を掛けた場所に間違って通常攻撃「ロックオン攻撃」を当てないようにすること。ドレスのスペル構成のうち攻撃を担うスペルがどちらも赤スペルなので間違って無力化を解くと攻撃や防御がにっちもさっちもいかなくなる。
大事なのはダメージを食らっても落ち着いて攻撃の手順を丁寧に追っていくことである。

②「魔法バリア/白スペル/消費怒りなし」
3.5秒の間ドレスに与えられるすべてのダメージを無効化する。また魔法タワーのスパショを吸収し、怒りに変える。
アクティブ時間は3.5秒。クールタイムは5秒。

「ワールプール」から「サンドブラスト」や「ハイドロストライク」へ安全に繋げるために必要なスペル。また防衛者が入ったとき、ストームタワーやアースフラックのシールドをほかのタワーに掛けられてしまうと上記の攻撃用スペルのダメージが通らなくなってしまう。そのため防衛者がいる場合はそのストームタワーやアースフラックのシールド展開時間をやり過ごすためための時間稼ぎのスペルとなる。基本的には区画に入る前から展開してもいいが、防衛者が来たときはできるだけこのスペルの発動はギリギリまで待ってから使いたい。

③「サンドブラスト/赤スペル/消費怒り(2)」
区画広範囲にドラゴンの補正された体力上限の18%のダメージを与え、7秒間フリーズ状態にする。
クールタイムはなし。

ドレスのメインウェポン。広範囲攻撃であるにもかかわらず、かなり高いダメージ倍率をもらっており区画を1発で壊滅に追い込むことも珍しくない。さらにフリーズ7秒付与という防衛者が青ざめるような破格の性能になっている。エフェクト自体はネクの砂掛けと同じ見た目なので、攻撃したらフリーズが解けてしまうのではないかと思うかもしれないががフリーズなので攻撃を続けても直ちにタワーが動き出すことはないので安心していい。またドレス自身に飛んできている砲弾なども同時に止められるところも地味にうれしいポイント。

注意点としては、弾速が遅く着弾までに時間がかかること。最速でスペルを撃ってもフラックや稲妻系のタワーの攻撃を受けることがあるので、後半の攻略に差支えない場合はしっかり「魔法バリア」でダメージをケアしていくのがいい。

④「ハイドロストライク/赤スペル/消費怒りなし」
ドラゴンの攻撃力の2000%分のダメージをタワーに与え、補正されたドラゴンの体力上限の20%分の体力を回復する。
クールタイムは5秒。

ドラゴンの攻撃力の2000%っていう表記がちょっとよくわからないが、実質「壊滅攻撃」であるといっても差し支えないだろう。壊滅攻撃同様に2点同時破壊もできるので狙いどころによっては一気に主要タワーを破壊しうる可能性を秘める。
「ワーププール」→「サンドブラスト」で赤の魔法タワーが破壊できなかった時、最後の攻撃の手段が通常攻撃以外なくなってしまう。明らかに「サンドブラスト」でタワーが破壊できないとわかっているときはサンドブラストより先にこちらのスペルを赤の魔法タワーに叩き込もう。
また、このスペルは怒りを消費しないのでただ回復するために空撃ちするという使い方もできる。かなりお手頃なスペルである。

~〇弱点~
①「アイスフラックタワー」

スルトをはじめとした「スペルで戦うタイプの召喚士」にとってアイスフラックは絶対的な天敵である。スペル構成の項で説明した強力なスペルも使えなければ意味がない。
特に耐性などのパッシブスキルを持たないドレスにとってはアイスフラックタワーのスパショは絶望の一言である。
もっともアイスフラックタワーの存在はどのクラス対してもそうではあるが。

②「赤の魔法タワーが立て続けに置かれている長島」
これはドレスに限ったことではないが長島に効果的な配置で置かれている赤の魔法タワーは攻撃用スペルでの突破ができないので、通常攻撃で突破しなければならない状況に持ち込まれるとかなりきつい。

~〇評価~
「全部スペルってどういうこと?」「スペルばっかりだったら怒りが足りなくなるだろ!」とぱっと見で突っ込みたくなるような個性的なスペル構成は見た人を驚かせただろうと思います。しかし、4つのスペルのうち2つは怒りの消費をしないので実際は思ったより怒りを消費しないんですよね。
むしろドレスを使うにあたって難しいと感じたのはスペルのタイミング。
頭の片隅でアクティブ時間をカウントしていく必要があるので、今まで自分が取得してきたドラゴンと使い勝手がかなり違って戸惑いました。

噛めば噛むほど味が出るスルメのようなドラゴンです。(エイだけど...。)

今回ドレスの記事を編集するにあたって、セールスポイントとなるスペルにチェックは入れませんでした。どれも必要なスペルだからですね!涙が出るほど貧弱な通常攻撃と引き換えに、高性能なスペルの数々。中でも「サンドブラスト」はしっかりドラゴンを強化しているのであれば、多少格上のタワーですらワンパンしてしまうほどの破壊力を持ってます。このドラゴンを扱うにあたって大事なのは「どこにワールプールがかかったか確認すること」と「防衛者がいる場合、スパショのシールド展開時間をしっかり待つこと」。ここら辺が大事になってくるのかなと思います。
また、通常攻撃に頼る必要がないのだから体力だけ上げておけば、サンドブラストがすべてを吹き飛ばしてくれると割り切ることができます!ある程度使い方をマスターすればあとはテンプレ。攻撃できるタイミングになったらスペルを撃つだけという感じです。これまで出てきた召喚士に比べてどうなのよっていわれるとちょっと困りますね。弱くはないです!

残念ながらフラック系が充実してくるトップリーグの戦場では入りづらい基地が多すぎて出番がなかなかこないドラゴンになるのかなぁと思いました。ここら辺はミシックどらへの足掛かりであると納得するしかありません。逆に発展途上のリーグにおいては上手に扱うドレスは初心者キラーになりうる性能を持っていると考えます。
逆襲の一撃を与えたい方はぜひとってみてはどうでしょうか??

~2019年春シーズン・イベドラ「SAKURA/サクラ」考察~

日本ではなじみの深い「桜(さくら)」という単語ですが、まさか海外のゲームから出てくる言葉とは思わなかったのでそこでまず驚きました。海外の人からみても「桜」という単語の響きがやはり綺麗に聞こえるのでしょうかね?
名前や見た目のインパクトもさることながら、その性能も近年のワードラ事情をあらわすぶっ飛んだ性能をなっているように感じたので、記事を書こうと思いました^^

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●「Sakura/サクラ」
●属性/土
●タイプ/ハンター
去年の全シーズンの中に「四季」をテーマにした時期があったのを知っていますか?自分がこのゲームを知ったのがこの時期で、「アイブリーン」という春をイメージしたドラゴンに一目惚れしてこのゲームにのめり込みました。このアイブリーンとサクラには意識せざるを得ない共通点や違いががたくさんあります。アイブリーンが『春の伊吹』『発芽や新芽』というやさしい暖かみのイメージを体現しているならば、こちらは桜の圧倒的な艶やかさを前面に押し出したデザインになっています!非常に鮮やかですね~。

~〇スペル構成~
①「カオス/青スペル/消費怒り(2)」
スペルアクティブ中、ドラゴンがタワーに与えるダメージを95%増加させる。
アクティブ時間は4秒。クールタイムはなし。

これはもともと当時アイブリーンが持っていたスペルと同じ。自己バフ行える攻撃に関するスペルで、アクティブ中は2倍近いダメージをたたき出す。青タワーがない区画では圧倒的な火力をタワーにぶつけることができる。クールタイムがなく連続してスペルを打てるところも魅力的だ。ただし、怒りの消費が激しく怒りの残量をみて使う技量が求められる。

②「散乱/白スペル/消費怒り(1)」☆超絶セールスポイント

効果はスペルを使う時間により以下の二つに効果が分かれる。

・残弾を50%回復し、1.5秒間のクローク(速度は通常の25%。つまりほぼ進まない。)を使い切ると近くのタワーに補正されたドラゴンの体力上限の8%のダメージを与える。そして、3秒間ドラゴンの与えるダメージを50%を増加させる。

・残弾を50%回復する。1.5秒間のクロークを使い切らずに他の操作に移行した場合、攻撃力の増加バフは受けられないが散乱のリキャストが直ちに完了する。

説明にすると少しわかりづらいが、実際とばしてみると素直で万能なスペルだと実感するはずだ。まず、白の防御系スペルであるということで、魔法タワーに対する抵抗手段ができた。アイブリーンからの進化した大きな部分であるといっても差支えがない。クロークはスペルを発動した瞬間に自身に飛んでくる物理系の攻撃やスパショが消滅するので、隠れられずダメージを受けることや怒りを奪われる危険性が格段に減少した。

また、クールタイムのないクロークは短いながらも通常攻撃と散乱を繰り返すことで何度も隠れることができるため攻撃する一瞬だけしか被弾せずに済む。そして隠れるたびに残弾が回復しているため次の攻撃手段が必ず確保されている。ハンタータイプの悩みが解消された。

さらにクロークを時間いっぱい使い切れば、範囲攻撃の行える攻撃用スペルに即座に化ける。消耗したタワーはひとたまりもないだろう。一つのスペルで攻撃防御同時に行える素晴らしいスペルだと思った。範囲攻撃の威力はレジェンドルーン、ミスティックグリフ、ライダー、ギアでさらに強化できるため倍率は低めだが強化すればかなりの威力になる。
ただし、範囲攻撃の後の攻撃力増加バフ中3秒間はリキャスできないので、実質クールタイムとなってしまう。回避行動を優先させたい場合は笛の音を聞いて強制的に解除していこう。

③「春のリニューアル/赤スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント
このスペルのマークを付与されたタワーを破壊すると、補正された体力上限の25%を回復し、2つ怒りを得る。
クールタイムは4秒。

これは当時のアイブリーンが持っていた専用?の回復系スペル。高威力の範囲攻撃で一掃できない高難易度の基地において、クロークの時間も短いサクラにとっては手痛いダメージをもらいやすい。特に判定の早いフラック系などが複数立つ区画では無傷で突破することはなかなか難しい。またサクラはクールタイムのないスペルを複数持っているため怒りを激しく消費するタイプのドラゴンだ。怒りを回収する手段としてもサクラにとっては必要不可欠なスペルなのである。

④「フラック耐性適応/黄色/パッシブスキル」
アイス→ダーク→ファイア→エレクトロ→アイスに戻るというサイクルでアクティブにしている属性のフラックタワーに対する耐性を得る。(ダメージカット率は70%)また耐性を切り替えるたびに怒りゲージ1本の1/4を回収。

これはAxi(アクシ)やプロスぺロの持つものと同じできちんと区画に合わせて設定してあげるだけでフラック系からの被ダメをかなり抑えてくれる。また怒りを大量に使うサクラにとって怒りの回収手段が別に用意されているのはとてもありがたい。

~〇弱点~
①「トリガーハッピーになりやすい」
使い勝手がよく回転率の良いスペルのお陰で残弾を気にしなくてよくなった分、撃つのが楽しくて怒りの管理をおろそかにしがちになる。そして気づくとと怒りがなくなり、通常攻撃の残弾もなくなっているなんていうおかしな状況になっていることも少なくない。これを解消するためにはかならず『一番最後に残しておいてもよいタワー』を見極めて「春のリニューアル」に繋げることが大事。逆にキルゾーンでは慎重になりすぎて操作がにぶり、いらぬ被弾を受けてしまうこともある。、思いっきりの良さと、冷静に消費量を把握するバランスが必要だが結局は慣れである。

 

~〇評価~
アイブリーンが正当に進化したというようなドラゴンで、アイブリーンでできなかったことや不満が解消され、一気に強ドラの一角となったような感じがしました。ただ、シールドやスタンやフリーズという使いやすいスペルではないためどちらかというと「相手の基地に自分が合わせていかないといけないタイプ」のドラゴンであるのはアイブリーンと同じ。ひとによっては難しいと感じるドラゴンであるのは否めません。ただ、散乱をうまく使いこなせれば、逆に相手のタワーをコントロールしているような感覚になっていくはずです!下手くそだからとあきらめることなくとにかく飛びまくりましょう!強いドラゴンだとお勧めしたいイベドラという位置づけになりました^^

すべてのドラゴンが出そろった状態で今シーズン著者が感じたことは、やや戦士の攻撃のバリエーション不足?つまり今の環境にあってない感じがするということでした。スキル1つ一つは強いのに攻撃的ではないため結果としてきつい戦闘が強いられる印象がデカい。逆に召喚士はある程度強さの基準が定まってきたのかなぁという印象、多彩なスペルによる火力が強化され、攻略できる基地の幅がまず増えました。突破できる基地と突破できそうにない基地がはっきりしているため基地の選定がしやすいタイプになってきたかなという印象。
個人的には戦士のテコ入れはあともう一声欲しいところです。逆に来シーズンはものすごく強い戦士が来そうな予感がするとう予測もありですかね?

ではまた来シーズンまで(/・ω・)/飛べ!

~2019年春シーズン・イベドラ「GODA/ゴウダ」考察~

8週目のフェスドラも発表され、春シーズンすべての報酬が出そろいましたね!
これでもかというほど『和』というテーマを詰め込んできた今シーズン、どれもコンセプトが確立してて印象に残るドラゴンばかりです。個人的にはプロモーションで流れるモデリングされたドラゴンの横の立ち姿がスキなんですけど、皆さんどうなんでしょうかね?
今回投稿までの連載間隔が空いたのでまずは「Goda/ゴウダ」の考察がっつり行きましょー!!

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●「Goda/ゴウダ」
●属性/火
●タイプ/戦士
かつてゴウダの住む土地は神聖な土地であったが近頃はさまざまな悪人たちがゴウダの力を求めてうろつく土地になったとか。しかし、ゴウダはそのようなものたちの要求は受け入れなかった…。気高いドラゴンって感じですかね!
ミステリードラと遜色ないほど豪華な甲冑に包まれていかにも大物だとわかるビジュアルです。

~〇スペル構成~
①「噴火/赤スペル/消費怒り(2)」
スペル詠唱直後、ゴウダの補正された体力上限15%分のダメージを近くのすべてのタワーに与える。またスペルを唱えた直後に補正された体力上限の50%分の体力を直ちに回復し、3秒間の無敵状態を得る。無敵状態のときゴウダは魔法タワーのスパショと気絶?の効果を受けない。
スペルのクールタイムは18秒。

効果が多すぎてちょっとよくわからない…。とにかくいろんな効果が詰まったスペル。スペルのクールタイムは効果一つである無敵状態の3秒後から始まるのでリキャスまでの時間は脅威の『21秒間』である。
全体攻撃のできるスペルを他に持たず、通常攻撃を軸に戦うゴウダにとって区画を一瞬で突破するという状況にあまりならないことや、どの区画にもおよそ置いてある赤タワーによって、区画の最初から「噴火」を撃てる状況にあることが少ないため思ったよりリキャスの時間は気にならない。
しかし、使いどころを間違えると「肝心なときに回復できない。」「キルゾーンで範囲攻撃が使えない」ということになることがあるのであえて「噴火」を使わずに我慢するといったプレイングが必要になる。

噴火の全体攻撃の効果は専用のルーンおよびグリフで伸ばすことができないため、倍率自体は高く設定されてるもののおもったより強力ではない。むしろ、回復や無敵が主な使い道になると思われる。

②「憤激/黄色/パッシブスキル」☆セールスポイント
通常攻撃のダメージが35%増加する。

基本的には3つ目のスペルを使いながら通常攻撃で戦っていくスタイルとなるため、アクティブ時間やクールタイムに縛られないパッシブスキルはありがたい能力である。似たようなスキルを持つヤールと比べると通常攻撃で与えられる倍率が高く設定されている。

③「灼熱バリア/白スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント?
射手などの物理系攻撃とビーム系のダメージをブロックする。
アクティブ時間4秒/クールタイム3秒。

戦闘が長くなりやすい戦士にとってシールドを張れるスペルは非常にありがたい。この間に赤の魔法タワーを破壊することができれば、噴火につなげられスムーズな攻略につながる。
ただし、魔法タワーのスパショを無効かするような記述がないためおそらくスパショが放たれたら怒りを奪われてしまう…はず。

④「ファイアーフラック耐性/黄色/パッシブスキル」
ファイアーフラックタワーのダメージを70%カット。

ヤールの項でも書いてある通り、基地防衛の攻撃の要の一つであるファイアーフラックは多くのプレイヤーが採用しているタワーであり、攻撃力も高いためダメージ体力の消耗をかなり抑えてくれる。

~〇弱点~
①「魔法タワーのスパショ」
『白スペルによる魔法タワーの回避ができない』ということはどのドラゴンであってもかなり痛いウィークポイントだ。きつい攻略を強いられる。
怒りのゲージは最大5本。基本的に魔法タワーは赤青2対で区画に置くのが一般的であるため、防衛者がくるとスパショの先行入力により怒りのうちゲージ4本分を奪われることになってしまう。そのためうまく「噴火」につなげられないので「灼熱バリア」の4秒間で勝負がつかない場合はそのまま力尽きてしまうことが多い。
防衛者が怒りを奪ってくることを前提に動くなら区画に入る直前で「噴火」を使うことも工夫の一つになるのかもしれないがそうすると、その区画では全体攻撃の効果を使えなくってしまう。
最優先で赤の魔法タワーを破壊することが求められるができれば、防衛者が来ないような基地を選んで攻撃したい。

②「資材系がきつい」
これはプレイヤーレベルが高いほど顕著にあらわれる戦士の弱み。
前述したとおり噴火の全体攻撃は思ったほどダメージが伸びないことに加え、連発ができない。通常攻撃一本ではどうしてもドラゴンが資材系を破壊できず区画を通り過ぎてしまうというリスクが付きまとう。また自動でスパショが発動したり、防衛者が回復アイテムを使うと非常に萎える。

~〇このドラの評価~
かっこよさはワードラのドラゴンの中でもミステリー級。ビジュアルだけででシギル投入しそうなほどです。ただ、効果がいまいちついてこなった感が否めない気がします。「噴火」にすべての攻略の要素が詰まっているのにこのメインウェポンが非常に使いにくい…。自分としてはスタン効果も追加してほしかったなと思いますね。無敵の効果時間も非常に短く「灼熱バリア」でつなごうとしても防御は穴だらけ。一区画を落としきるだけでもかなりの体力を消費する印象です。
一応、ルーンとグリフの効果が「灼熱バリア」の展開時間に関するものなので鍛えれば、粘り強く戦えるはずですがスペルがうまく回らないことに少々いら立つ場面も出てくるかもしれないです…。
不遇と言われてきた戦士と召喚士タイプのドラゴンに対しては前シーズンの始め?にテコ入れがされてきたし、ここ最近の召喚士に関してはソムヌス、ヒルドル、カイジどれも強力なスペルを持たせてもらった曲者たちが追加されました。割ととっても損を感じないというか、ハンターとはまた違った楽しさが最近の召喚士にはあるように思います。
しかし、戦士に関しては「これはなかなかいいスペル構成だ!」と自信をもっておススメできるドラゴンは少ないです。防御寄りのタイプということで使い勝手の攻撃用のスペルをなかなかもらえず、プレイヤーが求める『1体攻略しやすいドラゴン』になれないことが不人気に拍車をかけてるような気がします。それに体力が多いといってもシールドに守られていないドラゴンが撃墜される時間なんてそうそう変わらないんですよね。せめて、『資材系特攻』みたいに資材に与えるダメージが2倍などしてもらえたら、キルゾーンを耐えきる防御タイプの楽しみも増えるのになぁとしみじみ思いました。ドラゴン愛からついブちぎれトークになってしまいましたが今後、いい戦士の方針が定まるといいですね!

話は変わって「ヤール」に続いてパッシブを構成に2つも持っているドラゴンが増えてきたように思います。これは来たる「白の魔法タワー」追加の日に備えてスペルに頼らなくて済むドラゴンを追加してるんだよ…なんてギルメンと話したりします。今後の防衛タワーにも注目していきたいですね。

~2019年春シーズン・イベドラ「KAIJI/カイジ」考察~

シーズン4週目にしてようやく肉イベが到来しましたね!「ど~んだけ待たせたら気が済むのか!」というぐらいやきもきさせられた人も多いでしょうね。その反動で私もイベントにかじりついてます。
話は変わって、最近割と見かけるようになったのがこの「Kaiji/カイジ」というドラゴンです。シルフやコアトルのようにまったく使われないドラゴンからキンナラスやエクストルまで召喚士タイプのドラゴンは本当に使い勝手の良し悪しがはっきりしています。。。早速考察行ってみましょー!

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●「Kaiji/カイジ
●属性/氷
●タイプ/召喚士

…『水のあるところには精霊がいる。』こういう語りはこのワードラの世界に限らず、私たちが住むそれぞれの地域にもなにかしら昔話や言い伝えとしてあるものだ。カイジもそういう類の精霊のひとつ。しかしカイジは良い精霊とは言えない。自分の存在に恐れを抱かない人間はこの精霊によって川の底深くへ引きずりこまれてしまうだろう。…
河童をイメージしたドラゴンなのだろうか?

~〇スペル構成~
①「溺死者のブレス/白スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント
スペルアクティブ中は通常攻撃「ロックオン攻撃」のダメージが85%増加し、その攻撃を食らったタワーは2秒間フリーズ状態になる。
アクティブ時間は4秒。クールタイムは3秒。

ブーストによる打撃力の向上もさることながら、この通常攻撃が被弾したタワーはフリーズ状態になってしまうため、攻防の主導権を握れるところが強み。2秒という時間は短い効果時間に見えるが、実際の攻防の中ではこの2秒という時間がもたらす影響は非常に大きい。区画のうち3つのタワーが機能を停止してしまうとカイジを落とすための火力や防衛機能ががくっと下がってしまう。そのため防衛側のプレイヤーに消費アイテムを使わざるを得ない状況を強制的に作り出せる。

また、通常攻撃にフリーズを付与できるドラゴンとして「ノーライグ」と比較したとき、カイジは多くのタワーのスパショを簡単に止めることができるという利点がある。召喚士の通常攻撃はターゲッティングしたタワーに対して一直線に攻撃を飛ばすものであるが、タワーから飛んでくるスパショと通常攻撃の光球のほとんど同じ軌道を描くため互いの攻撃がぶつかるところがある。そのため狙わずともスパショも無力化することが容易いのだ。

②「神秘のイージス/白スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント
100%ダメージカットしてくれるシールドを展開する。また魔法タワーのスパショを吸収して怒りゲージ2つ分を得ることができる。
アクティブ時間は4秒。クールタイムは2秒。

Cavaleris/キャバリー」がもつスペルとまったく同じものである。
効果に関してはなんというか、、、何も書く必要がない。「強い。」の一言。

③「曳き波/黄色/パッシブスキル」☆セールスポイント
通常攻撃がタワーに与えるダメージを20%増加させ、ドラゴンの怒りの溜まるスピードが75%増加する。

スペルが使えない間の通常攻撃の威力の底上げと、「溺死者のブレス」使用時の爆発力。通常攻撃を主軸とするカイジとってはうれしいパッシブスキルだ。さらに3つのスペルを存分に使わせてやろうと言わんばかりの追加効果を持ち、スペルを出し惜しみすることなくバンバン繰り出していける。

④「水霊召喚/赤スペル/消費怒り(2)」
補正されたカイジの体力上限の60%のHPを持つ戦士ドラゴンを召喚する。カイジの体力上限の4%分のダメージを与える。

怒りの消費量がそこそこ多い割には控えめの性能あるが、それでもお供ドラゴンを召喚できるのは召喚士としてうれしい設定である。きちんと強化したドラゴンであれば、それなりに区画の処理を担ってくれるため足りない手数を補えるという点はありがたい。(これがパッシブスキルででるお供の性能ならあまりにも強すぎてしまうか、、、。)

ただし、お供の体力はヒルドルやキンナラスなどパッシブスキルで出せるドラゴンには遠く及ばず、相手の基地のキルゾーンに入った瞬間に蒸発していなくなるなんてことは頻発してしまう。もちろん赤スペルであるため区画の最初っから出しておくことも場合としてはあるだろうが、出来れば「溺死者ブレス」で区画を半壊させたあとなどにタイミングを合わせたいところである。

~〇弱点~
①回復がない!
スペルの構成を見てもらえばわかるようにカイジには一切回復能力がない。スペルがアクティブ中である間はほぼ怖いものがないが、防衛者がいる場合の攻略や設置されているタワーによっては被弾を避けられない予期せぬ状況に追い込まれることがある。うまくその区画を切り抜けたとしても、残された体力で戦闘を続けないといけないのはカイジの明確なウィークポイントである。
もし余裕があれば装備から「回復」スペルをつけてあげると保険になる。

②魔法タワーが区画の前衛と後衛に分けておいてある場合
前述したとおり召喚士の持つ通常攻撃とフリーズの取り合わせのおかげで防御スペルをしようしなくても容易くスパショを叩き落とすことができるが、ごくまれにターゲッティングできなかったタワーからのスパショに当たってしまうことがあるため「溺死者のブレス」は完璧な攻防一体のスペルではない。幸い魔法タワーのスパショであれば見てから対応できるぐらいの弾速しかないので素直に「神秘のイージス」に頼ろう。

~〇評価~
最近追加された「ヒルドル」が思いのほか強くて、しばらく強い召喚士タイプのドラゴンなんて来ないだろと思っていましたが「カイジ、、、こいつもおもったより強くね?」と思い始めてきました。スペルの色、怒りの消費量、攻撃と防御のバランスどれも高水準でまとまっています。不遇だった召喚士のイメージを払拭しようという運営の思惑が見て取れるようで。。。(笑)
さすがにパッシブスキルでかっちかちのお供ドラを連れてける!とまではいきませんでしたが、そこまでやったらたぶんわりとぶっ壊れになってしまうので『ちょうどいい強さ』をもった召喚士という評価を出してます。

まだシーズン序盤で今後追加されるドラゴンがどういう味付けになるかはまったくわかりませんが、ひとつひとつのイベドラが無人基地ではそうそう止まるものではないレベルになってきているといっても過言ではないような気がします。
そして、このカイジも例外ではなくかなりいいスペルを与えられてるため、生半可な基地ではそうそう止められないでしょう。プレイヤーの基地制作の方針も一層高いレベルを求められるようになってきてますね。

~2019年春シーズン・イベドラ「HAKU/ハク」考察~

新シーズンのテーマは『Spring Blossom』。
春の開花ということでそれを連想させる「桜」がこの世界観の中の至る所にちりばめられています。
そのためかポートレートとなったキャラクターの中に、忍者や甲冑といった「和」の要素が取り入れられているのが日本人としてはうれしいところ。イベドラのモチーフも狛犬や妖狐といった「妖/あやかし」を主軸として上手くデザインされていますよね。
それでは今シーズンのディスカウントドラであるハクの考察いきましょー!

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●属性/土
●タイプ/戦士
モチーフは狛犬となっているが、私たちが神社やお寺で見る石像とは違い金メッキの施されたモニュメントのような煌々とした外観。飛んでいる姿がものすごく凛々しい。

~〇スペル構成~
①「浄化のイージス/青スペル/消費怒り(2)」☆セールスポイント
受けるダメージの80%をカットするシールドを展開し、ドラゴンの最大HPの20%分を即座に回復する。
スペルのアクティブ時間は4秒。クールタイムはなし!

青スペルであるため使えるタイミングは限定的であるもの、十分な展開時間の長さを持つシールドと追加効果が魅力のスペル。なんといってもクールタイムがないという設定のおかげでシールドを即座に張りなおすことができるので、長島における長期戦にもしっかり対応できる。

②「大暴れ/白スペル/消費怒り(2)」
ハクに対して4.5秒間100%のダメージブーストを与え、スペルアクティブ中に壊したタワー1つにつきドラゴンの最大HPの20%分回復する。また、怒りの上昇速度が50%増加する。
スペルのアクティブ時間は4.5秒。クールタイムは10秒。

ダメージブーストとしては高い倍率を誇り、スペルアクティブ中のタワーの殲滅速度はかなりのものになる。区画の1点、、、どれかタワーを破壊できればそこからハク持ち前の回復能力を使って一気に優勢に持ち込める。その爆発力で相手にタワーを修復される前に青の魔法タワーやダークフラックタワーを狙って落としていこう。
一方でクールタイムは10秒と激重である。短い島から長島にかけての攻略の際、意図的に時間を稼いでいかないとリキャストする前に次の島へ到達してしまうので、使いどころはしっかりと考えておこう。

③「守護のお守り/白スペル/消費怒り(0)」☆セールスポイント
ドラゴンが魔法タワーのスパショやダメージから耐性を得た状態になる。
スペルのアクティブ時間は1.5秒。クールタイムは4.5秒。

つまり、飛んでくるダメージも怒りの奪取もすべて防ぐことができるということである。アクティブ時間の短さがおしいところであるが、イベドラの評価に当たって「魔法タワーへの対抗手段があるかないか」は非常に重要なポイントである。しかもそれが使いやすいかどうか、安定してスパショを防げるかは攻略の難易度を左右する大事な要素だ。それらの点においてこのスペルはほぼ100点の回答になっているのではないかと筆者は考える。

また怒りの消費がないということは、1体目の攻略が失敗した2番手としての役割をもつこともある程度こなせるとも考えられる。たとえ1体目が怒りを奪われた状態で撃墜されたとしてもハクであれば「大暴れ」などのスペルに安全に繋げられるはずだ!

④「神社の守護者/黄色/パッシブスキル」
怒りの生成速度が100%上昇する。

本来耐性をもつ4つ目の枠であるがハクは特定のタワーに対する耐性を持たない。そのかわり、重めのスペル構成を存分に発揮するためのサポートとしてこういうスペルが添えられている。動画で見るとわかるがその怒りの生成速度は目に見えて早く、「浄化のイージス」や「大暴れ」のスペルの重さを感じさせない。むしろ怒りがあふれるぐらいの速度なので安心してスペルを使用することができる。また、耐性をもたないという弱点には二つの防御系スペルが補完してくれるのでそこまで気になる部分でもない。

~〇弱点~
①青タワーとストームないしアースフラックの混在する区画
被ダメが増えるのは「守護のお守り」→「浄化のイージス」にうまく繋げられなかった場合。特に防衛者がいるときに、ストームタワーおよびアースフラックから順番にタワーを破壊しなければならないので無防備になりやすい。そのため「大暴れ」を発動していかに早く1つ目のタワーを破壊するかが生存の成功を左右するだろう。

②高ランク帯になると資材系を壊せない。
ランクを上げていくと凄まじい量の体力を持つようになる資材系の施設はハクでは破壊できなくなる。というよりは一つ一つのタワーに対して強いハクも資材系が密集している区画では時間が足りない。
特に資材系の施設はレベル上げが容易で攻略基地のすべての防衛施設の中でもレベルが高いものが多い。したがって基地全体の破壊率の多くを資材系施設が保有しているしているため1体攻略を目指す場合、ハクにとって他のドラゴンなら問題ない区画が最大の山場になる。
攻撃スペルを持たせて出撃させる方法も一つの手であるが、スペルアイテムの運用を考えていないのであれば、この点に苦労することを覚えておこう。

~〇評価~
攻撃面の派手さがなく一見パッとしないように見受けられるハクであるが、攻撃手段の乏しさと引き換えに豊富な防御手段を持ったタフネスドラゴンである。そして、ハクに用意された新しいパッシブスキルが怒りの供給を加速させてスムーズなスペルの回転を促してくれる。スペル同士がそれぞれ弱点を補うように存在しているのでどんな基地でも思った以上に活躍してくれるはずだ。

初心者用ドラゴンとしてはもちろん思わぬ形で撃墜されたつなぎのドラゴンとして、さまざまなタイミングで使えるドラゴンであると同時に無人基地に関しては部類の強さを持っているのではないかと思う。
特にライダーでさらにブーストされたハクであれば、「大暴れ」のブーストと合わさってかなりレベルの高いタワーであってもゴリゴリ削りとって行ってくれる。攻撃面をしっかり補強できればある程度対人戦もこなせるドラゴンではないか?と思っている。

~2018冬イベ・イベドラ「SKOLL and HATI/スコール ハッティー」~

ようやく冬シーズンも最後のひと月を迎え、最後のイベドラが追加されました!
近日中には新しいTierのドラゴンの追加がアナウンスされており、ドラゴンも防衛タワーについてもまだまだ強力なものが追加される予感、、、。
ちなみにこのブログの筆者は最後のフェスドラの名前を見たとき、「忠犬ハチ公」を想像して、もしや!?と思ったのですが調べたところHATIは北欧神話に出てくる歴とした生き物のようです。

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●属性/風
●タイプ/ハンター
「太陽と月をとらえるために貪欲にそれらを追い空をかけたという。」そういう意味を込めてデザインされたドラゴンであり、ドラゴンが放つ光球も互いのエネルギーが絡みあうようにタワーに飛んでいく。すごくきれいです。
ではこのドラゴンの考察いってみましょー!

~〇セールスポイント~
「ムーンシュラウド/白スペル/消費怒り(1)」
アクティブ時間が3秒と短いものの、ありとあらゆるタワーの攻撃によるダメージを無効かする。この3秒間はハッティとスコールの生命線ともいえる大事なスペルであり、ムーンシュラウドから「ソーラーボレー」に繋げて一気にタワーを落としに掛かろう。

ただしスペルのクールダウンは約8秒と長く長島のゾーンではまずリキャストが追いつかない。区画の塊ごとに1回しか使えないことは頭に止めておこう。
また、ネクのもつエレメンタルシールドと同じく魔法タワーは貫通してしまうため怒りは回復しなくなる状況に追い込まれやすい。
そのため「魂喰い/青スペル/消費怒り(2)」をうまく絡めて、減った体力と怒りを回収していかなければならない。

~〇弱点~
①「ソーラーボレー/白スペル/消費怒り(0)」
このスキルがハッティの個性の核になるスペル。
スペルアクティブ時に体力上限の6%の範囲攻撃を与え、通常攻撃「ファイアーボール」の残弾の消費量が99%カットされる。簡単にいうと弾薬消費なしで「ファイアーボール」を撃ち続けることができるというようなオンリーワンのスペルとなっている。

しかし、この強力なスキルにはそれに伴った制約も残念ながらかけられており、そこがこのドラゴンの大きな弱点となっている。
1.アクティブ中、ファイアーボールのダメージ量が70%減る
スペルアクティブ時、ファイアーボール1発につき30%のダメージしか入らないということなので、通常時のダメージ量分を稼ぐにはを4発以上のタップが必要になる。
そもそも、運用の方法は区画に入ってから使うというよりは

通常攻撃のファイアーボール撃ち切り→ソーラーボレーで追撃

というような運用になりそうだが次に書くデメリットのせいで、さらにハッティの運用を困らせるものになっている。
2.短いアクティブ時間と長いクールタイム
このスペルのリキャストにかかる時間はこれまた長く8秒。リキャストするまでに次の区画へ到着してしまう可能性がある。そのため発動場所がおよそ限定されてしまう。
また仮にハッティの運用方法が上記したように火力を落とさないようにまず弾薬を撃ち切ったあとに「ソーラーボレー」発動するようなものならば、リキャストのタイミングはどんどん後ろにずれ込んできてしまう。

見た目の派手さと裏腹になかなかタワーにダメージを与えられず、ムーンシュラウドが切れてあっさり撃墜されるなんていうことも、、、。
最も良い運用がどういうものなのか非常にわかりにくい難しいスペルである。

~〇ドラゴンの役割~
無人基地の周回
新しいスペル構成ドラゴンのため、運用が難しくきちんと作られた基地を落とす手順を探すのが難しい。

~〇評価~
狼をモチーフとしたクールな見た目と見るからに真新しい構成のスペルを引っ提げ、ものすごく期待していたドラゴンの一つであったが、思いのほか運用が難しいことがわかった。明らかに攻略できる基地であれば残弾の管理に気を配ることなく赴くままにファイアーボールを叩き込むことができるのだが、
攻撃の手順を考えなければならない固い基地に対してどういう攻略が最適解なのかを答えを見出しにくい。ルーンなどでドラゴンの基礎攻撃力を底上げしたとしても「ソーラーボレー」で下がる攻撃力の割合が大きく、スペル使用時のハッティ自身の状態とはかみ合わない。
ハンターの中でもとてつもなく多い操作量が必要なのに「魂喰い」を使うためにタワーをあえて残すとっさの判断も必要になり、とても忙しい。

区画ごとに常にスリリングなプレイングを迫られる。ただ、そういうプレイングも含めて攻略を楽しめるのであればハッティはとてもおもしろいドラゴンであることには間違いがない!
見た目もさることながら、ハッティとスコールが放つ光球はとても美しい。
そういうドラゴンがいてもいいよね!ということで考察を締めたいと思う。

~2019/03/07追記~
【Scoll & Hati の上方修正について】
①「ソーラーボレー」アクティブ中のダメージ減少割合が70%→60%へ‼

スペルアクティブ中において、通常攻撃1発分のダメージ量を超えるために今までは4発撃ち込まなければならなかったのですが、最近のアプデによって3発でダメージ量が到達するので純粋に殲滅力が上がりました!
またドラゴンにとって素早い殲滅はそのまま生存性につながってくるので、この上方修正は非常にありがたいと思います!

さらに!
スペル発動中は弾薬の消費がなく、逆に通常の速度で弾薬が回復していくことに今更気づきました。この部分は他のハンターと明確な違いでありスコハチの強みです!ほとんどのハンターが通常攻撃にダメージブーストないし、付与効果を与えるスペルを発動し残弾を使い切る運用であるのに対し、スコハチはスペル発動時から残存のタワーへの火力を確保することができるのです!タワーからの攻撃を耐える方法を見つけることができたならば、常に高い火力を維持できるところがスコハチのセールスポイントだと言えると思います!

※補足 スコハチのルーンについてですが専用のルーンおよびグリフの効果についてはメリットよりもデメリットの方が大きいような気がします。
クールタイムが長過ぎることに加え、スコハチの生存時間はほぼ「ムーンシュラウド」のシールド展開時間に等しいと考えているので、ソーラーボレーのアクティブ時間の延長は重要だと考えてはいません。
ただ、逆に考えると本来イベドラの装備枠を埋めてしまうはずの2つの専用ルーンは必要がないので、ルーンはこれまで入手した通常ルーンの中から自由に選ぶことができます!体力増加ルーンや怒りの回復速度などそれぞれのプレイヤーが考えた装備をカスタムできますね!

②「ムーンシュラウド」のクールタイムが約8秒→6秒へ

この上方修正もスペルの発動タイミングに幅が広がって生存性の向上が見込めますね!
あいかわらず連発はできないものの、次の区画に入る頃にはほぼ必ずリキャストがおわっているのでものすごく安心感があります。

~まとめ~
この上方修正は火力が上がった!というよりはスコハチの生存性を高めて、より長い時間基地攻略ができるようにという意図があるように思います。(個人的には「魂喰い」の怒り消費量を2つ→1つも追加してよぉ!と思ったなんて言えない。)

というわけで、ドラゴンとしてはテクニカルな難しいドラゴンであることには変わりがありません。基地の視察の段階から区画ごとにどのタワーを残して「魂喰い」につなげるか?どうやったら魔法スパショの効果時間をやりすごせるか?を考えなければ、今も変わらずスコハチの良さを引き出せないでしょう。

しかし!初心者や中堅のプレイヤーが戦力として使っていけるイベドラまで水準が引き上げられたことは確かです!「ソーラーボレー」発動中は画面を叩き割る勢いでタップしまくりましょー!!

~2018冬イベ・イベドラ「Jarl/ヤール」考察~

シーズン第6週に差し掛かり、新しいドラゴン来ましたね!
追加されたドラゴンの生態を読んだり、ポートレートのイラストを眺めてみるとこのシーズンの時代背景がどういう風に設定されてるのかだんだん見えてくるようでおもしろいです!

…食料が乏しい厳しい冬を乗り切るために様々な紛争が起きた…

みたいな感じなんですかねぇ。
さてシーズン第二のミステリードラ「SURT/スルト」を入手するにあたってまず取得しなければならないのが今回紹介する「Jarl/ヤール」というドラゴン!このドラゴンが強いのかどうか多くのプレイヤーにとっては気になるところ!
では考察いってみましょー!

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●属性/闇
●タイプ/戦士
ある極寒の海峡に面した入り組んだ土地に巣を設け、その土地の人間たちを支配した。その地の最も凶悪なギャングたちはそのドラゴンを崇めた。ドラゴンの咆哮は鋭く耳に突き刺さり、山脈に轟く。
顔を覆う鉄仮面のような外殻と背中に伸びる無数の棘、、、デザインから滲み出る闇属性。見た目がめちゃくちゃかっこいいです。

~〇セールスポイント~
①「ファイアーフラック耐性/黄色/パッシブスキル」
ダークフラックと同じぐらいに基地攻略の壁となって立ちはだかるのが「ファイアーフラックタワー」というタワーである。火力が高くスパショの能力がドラゴンにとって大きな脅威となる。
これまで登場したドラゴンの持つ強力なスペルの影響を受けて区画の前方に設置したタワーが効果的に働きにくくなっている現在の環境(※射程の関係上ダークフラックタワーは区画の前衛としておかれることが多いので)において、区画後衛に設置されたファイアーフラックタワーがドラゴンへのダメージソースとなる状況が多い。
そのためファイアーフラックタワー耐性は生存を高める重要なスキルの一つであると言える。

~〇弱点~
「ストームシールド/白スペル/消費怒り(2)」
『守りを固めるには危なっかし過ぎる性能設定』

・防衛タワーのあらゆるタイプの攻撃のダメージを無効化するシールドを張る。JarlのHP上限115%分のダメージを受けるか、3.5秒経つことで爆発し、広範囲のタワーにJarlのHP上限10%分のダメージを与える。

というものであるが、何が弱点となってしまうのかというと『シールド自体に受け切れるダメージ量が設けられている』ということだ。いつシールドが割れるかわからないため、安全に飛べる時間がまちまちで生存性に関してとても不安定だと言わざるを得ない。また格上の基地の攻撃には数秒と持たないだろうと予想される。
追加効果の範囲攻撃も威力が中途半端で、タワーを落としきるにはどうしても、通常攻撃「火炎放射攻撃」のプッシュが必要になる。

さらに悲しいことに、このシールドは魔法タワー(赤青タワー)のスパショが貫通してしまうため、防衛者がいる基地攻略では普通に怒りを奪われてしまう。
クールタイムも6秒とかなーり長い。
(どうしてこうなった、、、。)

唯一、戦士タイプであることが救いで他のタイプのドラゴンより体力が多くスペルの倍率の効果を伸ばしやすい。体力依存のスペル効果と戦士の取り合わせが幸いうまくかみ合っていると言える。、、、言える?

~〇ドラの役割~
・眺める枠!
見た目に自身のステータスを全振りしているため、とてもかっこいい!ポートレートもかっこいい!(筆者がポンコツ過ぎるせいで、このドラの魅力を拾いきれてないのかもしれない。)

~〇評価~
ぱっと見でスペルとスキルの見た目が「Cavaleris/キャバリー」と似ているため、タフネス寄りのドラゴンかなと思いきや、どちらかというと基礎的な攻撃力が少し高めの戦士ドラゴンという位置づけになっている。
ただ、カタログスペック以上のポテンシャルを秘めた感じがしないというか、使い方次第でどうにかなるという期待ができないというか、うまいフォローが見つからないというのが正直な感想。
シールドが割れた際、それを補完するようなスペルかスキルがあると運用に幅ができて使っていて面白いドラゴンになることができたのかなと少し残念に思った。

怒りの消費を必要とするスペルが一つだけということは、
①怒りを奪われたときのデメリットが少ない。
②怒りのマネジメントが楽!
などメリットもあるため性能の設定の仕方によっては一気に化ける可能性もあった。

せめて、「ストームシールド」のクールタイムがない、もしくはクールタイムが2秒前後で終わるというような性能設定であったらまた評価が変わったかもしれない。
筆者のなかではもう一声欲しいと思ってしまうドラゴンといういちづけになってしまった。