~2019年春シーズン・イベドラ「KAIJI/カイジ」考察~

シーズン4週目にしてようやく肉イベが到来しましたね!「ど~んだけ待たせたら気が済むのか!」というぐらいやきもきさせられた人も多いでしょうね。その反動で私もイベントにかじりついてます。
話は変わって、最近割と見かけるようになったのがこの「Kaiji/カイジ」というドラゴンです。シルフやコアトルのようにまったく使われないドラゴンからキンナラスやエクストルまで召喚士タイプのドラゴンは本当に使い勝手の良し悪しがはっきりしています。。。早速考察行ってみましょー!

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●「Kaiji/カイジ
●属性/氷
●タイプ/召喚士

…『水のあるところには精霊がいる。』こういう語りはこのワードラの世界に限らず、私たちが住むそれぞれの地域にもなにかしら昔話や言い伝えとしてあるものだ。カイジもそういう類の精霊のひとつ。しかしカイジは良い精霊とは言えない。自分の存在に恐れを抱かない人間はこの精霊によって川の底深くへ引きずりこまれてしまうだろう。…
河童をイメージしたドラゴンなのだろうか?

~〇スペル構成~
①「溺死者のブレス/白スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント
スペルアクティブ中は通常攻撃「ロックオン攻撃」のダメージが85%増加し、その攻撃を食らったタワーは2秒間フリーズ状態になる。
アクティブ時間は4秒。クールタイムは3秒。

ブーストによる打撃力の向上もさることながら、この通常攻撃が被弾したタワーはフリーズ状態になってしまうため、攻防の主導権を握れるところが強み。2秒という時間は短い効果時間に見えるが、実際の攻防の中ではこの2秒という時間がもたらす影響は非常に大きい。区画のうち3つのタワーが機能を停止してしまうとカイジを落とすための火力や防衛機能ががくっと下がってしまう。そのため防衛側のプレイヤーに消費アイテムを使わざるを得ない状況を強制的に作り出せる。

また、通常攻撃にフリーズを付与できるドラゴンとして「ノーライグ」と比較したとき、カイジは多くのタワーのスパショを簡単に止めることができるという利点がある。召喚士の通常攻撃はターゲッティングしたタワーに対して一直線に攻撃を飛ばすものであるが、タワーから飛んでくるスパショと通常攻撃の光球のほとんど同じ軌道を描くため互いの攻撃がぶつかるところがある。そのため狙わずともスパショも無力化することが容易いのだ。

②「神秘のイージス/白スペル/消費怒り(1)」☆セールスポイント
100%ダメージカットしてくれるシールドを展開する。また魔法タワーのスパショを吸収して怒りゲージ2つ分を得ることができる。
アクティブ時間は4秒。クールタイムは2秒。

Cavaleris/キャバリー」がもつスペルとまったく同じものである。
効果に関してはなんというか、、、何も書く必要がない。「強い。」の一言。

③「曳き波/黄色/パッシブスキル」☆セールスポイント
通常攻撃がタワーに与えるダメージを20%増加させ、ドラゴンの怒りの溜まるスピードが75%増加する。

スペルが使えない間の通常攻撃の威力の底上げと、「溺死者のブレス」使用時の爆発力。通常攻撃を主軸とするカイジとってはうれしいパッシブスキルだ。さらに3つのスペルを存分に使わせてやろうと言わんばかりの追加効果を持ち、スペルを出し惜しみすることなくバンバン繰り出していける。

④「水霊召喚/赤スペル/消費怒り(2)」
補正されたカイジの体力上限の60%のHPを持つ戦士ドラゴンを召喚する。カイジの体力上限の4%分のダメージを与える。

怒りの消費量がそこそこ多い割には控えめの性能あるが、それでもお供ドラゴンを召喚できるのは召喚士としてうれしい設定である。きちんと強化したドラゴンであれば、それなりに区画の処理を担ってくれるため足りない手数を補えるという点はありがたい。(これがパッシブスキルででるお供の性能ならあまりにも強すぎてしまうか、、、。)

ただし、お供の体力はヒルドルやキンナラスなどパッシブスキルで出せるドラゴンには遠く及ばず、相手の基地のキルゾーンに入った瞬間に蒸発していなくなるなんてことは頻発してしまう。もちろん赤スペルであるため区画の最初っから出しておくことも場合としてはあるだろうが、出来れば「溺死者ブレス」で区画を半壊させたあとなどにタイミングを合わせたいところである。

~〇弱点~
①回復がない!
スペルの構成を見てもらえばわかるようにカイジには一切回復能力がない。スペルがアクティブ中である間はほぼ怖いものがないが、防衛者がいる場合の攻略や設置されているタワーによっては被弾を避けられない予期せぬ状況に追い込まれることがある。うまくその区画を切り抜けたとしても、残された体力で戦闘を続けないといけないのはカイジの明確なウィークポイントである。
もし余裕があれば装備から「回復」スペルをつけてあげると保険になる。

②魔法タワーが区画の前衛と後衛に分けておいてある場合
前述したとおり召喚士の持つ通常攻撃とフリーズの取り合わせのおかげで防御スペルをしようしなくても容易くスパショを叩き落とすことができるが、ごくまれにターゲッティングできなかったタワーからのスパショに当たってしまうことがあるため「溺死者のブレス」は完璧な攻防一体のスペルではない。幸い魔法タワーのスパショであれば見てから対応できるぐらいの弾速しかないので素直に「神秘のイージス」に頼ろう。

~〇評価~
最近追加された「ヒルドル」が思いのほか強くて、しばらく強い召喚士タイプのドラゴンなんて来ないだろと思っていましたが「カイジ、、、こいつもおもったより強くね?」と思い始めてきました。スペルの色、怒りの消費量、攻撃と防御のバランスどれも高水準でまとまっています。不遇だった召喚士のイメージを払拭しようという運営の思惑が見て取れるようで。。。(笑)
さすがにパッシブスキルでかっちかちのお供ドラを連れてける!とまではいきませんでしたが、そこまでやったらたぶんわりとぶっ壊れになってしまうので『ちょうどいい強さ』をもった召喚士という評価を出してます。

まだシーズン序盤で今後追加されるドラゴンがどういう味付けになるかはまったくわかりませんが、ひとつひとつのイベドラが無人基地ではそうそう止まるものではないレベルになってきているといっても過言ではないような気がします。
そして、このカイジも例外ではなくかなりいいスペルを与えられてるため、生半可な基地ではそうそう止められないでしょう。プレイヤーの基地制作の方針も一層高いレベルを求められるようになってきてますね。