~2018冬イベ・イベドラ「SKOLL and HATI/スコール ハッティー」~

ようやく冬シーズンも最後のひと月を迎え、最後のイベドラが追加されました!
近日中には新しいTierのドラゴンの追加がアナウンスされており、ドラゴンも防衛タワーについてもまだまだ強力なものが追加される予感、、、。
ちなみにこのブログの筆者は最後のフェスドラの名前を見たとき、「忠犬ハチ公」を想像して、もしや!?と思ったのですが調べたところHATIは北欧神話に出てくる歴とした生き物のようです。

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●属性/風
●タイプ/ハンター
「太陽と月をとらえるために貪欲にそれらを追い空をかけたという。」そういう意味を込めてデザインされたドラゴンであり、ドラゴンが放つ光球も互いのエネルギーが絡みあうようにタワーに飛んでいく。すごくきれいです。
ではこのドラゴンの考察いってみましょー!

~〇セールスポイント~
「ムーンシュラウド/白スペル/消費怒り(1)」
アクティブ時間が3秒と短いものの、ありとあらゆるタワーの攻撃によるダメージを無効かする。この3秒間はハッティとスコールの生命線ともいえる大事なスペルであり、ムーンシュラウドから「ソーラーボレー」に繋げて一気にタワーを落としに掛かろう。

ただしスペルのクールダウンは約8秒と長く長島のゾーンではまずリキャストが追いつかない。区画の塊ごとに1回しか使えないことは頭に止めておこう。
また、ネクのもつエレメンタルシールドと同じく魔法タワーは貫通してしまうため怒りは回復しなくなる状況に追い込まれやすい。
そのため「魂喰い/青スペル/消費怒り(2)」をうまく絡めて、減った体力と怒りを回収していかなければならない。

~〇弱点~
①「ソーラーボレー/白スペル/消費怒り(0)」
このスキルがハッティの個性の核になるスペル。
スペルアクティブ時に体力上限の6%の範囲攻撃を与え、通常攻撃「ファイアーボール」の残弾の消費量が99%カットされる。簡単にいうと弾薬消費なしで「ファイアーボール」を撃ち続けることができるというようなオンリーワンのスペルとなっている。

しかし、この強力なスキルにはそれに伴った制約も残念ながらかけられており、そこがこのドラゴンの大きな弱点となっている。
1.アクティブ中、ファイアーボールのダメージ量が70%減る
スペルアクティブ時、ファイアーボール1発につき30%のダメージしか入らないということなので、通常時のダメージ量分を稼ぐにはを4発以上のタップが必要になる。
そもそも、運用の方法は区画に入ってから使うというよりは

通常攻撃のファイアーボール撃ち切り→ソーラーボレーで追撃

というような運用になりそうだが次に書くデメリットのせいで、さらにハッティの運用を困らせるものになっている。
2.短いアクティブ時間と長いクールタイム
このスペルのリキャストにかかる時間はこれまた長く8秒。リキャストするまでに次の区画へ到着してしまう可能性がある。そのため発動場所がおよそ限定されてしまう。
また仮にハッティの運用方法が上記したように火力を落とさないようにまず弾薬を撃ち切ったあとに「ソーラーボレー」発動するようなものならば、リキャストのタイミングはどんどん後ろにずれ込んできてしまう。

見た目の派手さと裏腹になかなかタワーにダメージを与えられず、ムーンシュラウドが切れてあっさり撃墜されるなんていうことも、、、。
最も良い運用がどういうものなのか非常にわかりにくい難しいスペルである。

~〇ドラゴンの役割~
無人基地の周回
新しいスペル構成ドラゴンのため、運用が難しくきちんと作られた基地を落とす手順を探すのが難しい。

~〇評価~
狼をモチーフとしたクールな見た目と見るからに真新しい構成のスペルを引っ提げ、ものすごく期待していたドラゴンの一つであったが、思いのほか運用が難しいことがわかった。明らかに攻略できる基地であれば残弾の管理に気を配ることなく赴くままにファイアーボールを叩き込むことができるのだが、
攻撃の手順を考えなければならない固い基地に対してどういう攻略が最適解なのかを答えを見出しにくい。ルーンなどでドラゴンの基礎攻撃力を底上げしたとしても「ソーラーボレー」で下がる攻撃力の割合が大きく、スペル使用時のハッティ自身の状態とはかみ合わない。
ハンターの中でもとてつもなく多い操作量が必要なのに「魂喰い」を使うためにタワーをあえて残すとっさの判断も必要になり、とても忙しい。

区画ごとに常にスリリングなプレイングを迫られる。ただ、そういうプレイングも含めて攻略を楽しめるのであればハッティはとてもおもしろいドラゴンであることには間違いがない!
見た目もさることながら、ハッティとスコールが放つ光球はとても美しい。
そういうドラゴンがいてもいいよね!ということで考察を締めたいと思う。

~2019/03/07追記~
【Scoll & Hati の上方修正について】
①「ソーラーボレー」アクティブ中のダメージ減少割合が70%→60%へ‼

スペルアクティブ中において、通常攻撃1発分のダメージ量を超えるために今までは4発撃ち込まなければならなかったのですが、最近のアプデによって3発でダメージ量が到達するので純粋に殲滅力が上がりました!
またドラゴンにとって素早い殲滅はそのまま生存性につながってくるので、この上方修正は非常にありがたいと思います!

さらに!
スペル発動中は弾薬の消費がなく、逆に通常の速度で弾薬が回復していくことに今更気づきました。この部分は他のハンターと明確な違いでありスコハチの強みです!ほとんどのハンターが通常攻撃にダメージブーストないし、付与効果を与えるスペルを発動し残弾を使い切る運用であるのに対し、スコハチはスペル発動時から残存のタワーへの火力を確保することができるのです!タワーからの攻撃を耐える方法を見つけることができたならば、常に高い火力を維持できるところがスコハチのセールスポイントだと言えると思います!

※補足 スコハチのルーンについてですが専用のルーンおよびグリフの効果についてはメリットよりもデメリットの方が大きいような気がします。
クールタイムが長過ぎることに加え、スコハチの生存時間はほぼ「ムーンシュラウド」のシールド展開時間に等しいと考えているので、ソーラーボレーのアクティブ時間の延長は重要だと考えてはいません。
ただ、逆に考えると本来イベドラの装備枠を埋めてしまうはずの2つの専用ルーンは必要がないので、ルーンはこれまで入手した通常ルーンの中から自由に選ぶことができます!体力増加ルーンや怒りの回復速度などそれぞれのプレイヤーが考えた装備をカスタムできますね!

②「ムーンシュラウド」のクールタイムが約8秒→6秒へ

この上方修正もスペルの発動タイミングに幅が広がって生存性の向上が見込めますね!
あいかわらず連発はできないものの、次の区画に入る頃にはほぼ必ずリキャストがおわっているのでものすごく安心感があります。

~まとめ~
この上方修正は火力が上がった!というよりはスコハチの生存性を高めて、より長い時間基地攻略ができるようにという意図があるように思います。(個人的には「魂喰い」の怒り消費量を2つ→1つも追加してよぉ!と思ったなんて言えない。)

というわけで、ドラゴンとしてはテクニカルな難しいドラゴンであることには変わりがありません。基地の視察の段階から区画ごとにどのタワーを残して「魂喰い」につなげるか?どうやったら魔法スパショの効果時間をやりすごせるか?を考えなければ、今も変わらずスコハチの良さを引き出せないでしょう。

しかし!初心者や中堅のプレイヤーが戦力として使っていけるイベドラまで水準が引き上げられたことは確かです!「ソーラーボレー」発動中は画面を叩き割る勢いでタップしまくりましょー!!