~2018年冬イベ・イベドラ「Hildr/ヒルドル」考察~

ようやく!ようやく3シーズンぶりに召喚ドラゴンをお供にできる召喚士タイプが追加されました!過去のシーズンで登場したキンナラスやエクストルなど人気のある召喚士ドラゴンのように当たりドラゴンの一角を担えるのでしょうか?考察いきましょー!

●「HILDR/ヒルドル」

f:id:buuusanduruduru:20181226121152j:plain

・属性/風

・タイプ/召喚士

戦場で傷つき倒れた戦士の魂を新たなる世界へ導く者として存在するドラゴン。

そういった背景を反映してか白や銀色を基調とした姿。古風でありながらも「ガンナー」とは違い格調高い印象を受けますな。

 

~〇セールスポイント~

①「霊的ガーディアン/黄色/パッシブスキル」

今まで紹介してきたドラゴンとは違ってまずおススメしたいのはスペルではなく、このパッシブスキル。ヒルドルが注目される理由の一つだ。

戦闘開始直後に自動で召喚され、体力が続くかぎりヒルドル本体の先頭に立ち、自動で火炎放射攻撃を行い、また攻撃タワーの攻撃を受けてくれる。ガーディアンの体力はヒルドル本体の体力上限の5倍。心細い数値のように見える。しかし、このガーディアンは自身が受けるダメージの40%を吸収する(ダメージカットした上でヒルドル本体を回復する?検証が必要)能力を持っているため同格の基地攻略であれば余裕で耐えきってくれるだろう!また攻撃を受けている間、怒りの回復量を30%上げてくれる能力も持っているため「集中槍撃/赤スペル/消費怒り(1)」のように消費が激しいスペルの回転効率を支えてくれる。

召喚ドラゴンの地味にいいところは、防御用のタワー(ストームタワーや魔法タワー)を優先して攻撃してくれるところにあり、本来召喚士が苦手とする区画後方の防御用タワーの破壊を行い易い。かゆいところに手が届く実に心強いお供ドラなのである。

②「スタティックブラスト/白スペル/消費怒り(2)」

一区画を覆うほどの範囲にヒルドル本体のHP上限8%のダメージを与え、さらに被弾したタワーを3.5秒「フリーズ」状態にしてしまう。威力はかなり控えめで、クールタイムは6秒とかなり長く設定されているものの、効果を考えると相手にとっては大きな脅威になるスペルである。また白スペルであるため防衛側はアイスフラックのスパショ以外では止めることができず、「フリーズ」状態をかけやすいので単純にいやらしい、うっとうしい。攻略を優位に進めてくれる大事なスペルだ!

③ダークフラック耐性

パッシブスキルの中でも、火力が高いダークフラックのダメージを軽減できるのは、おおきなポイントである。どの基地にも必ずと言っていいほど設置された攻撃の要となるタワーのためその耐性をもっていることは現時点では絶対に腐らない能力と言えるだろう。

 

~〇弱点~

①防衛者の参戦と魔法タワーのスパショ

スパショ発動前に「スタティックブラスト」を撃ち込めなかった場合、怒りを奪われ回復機能も一時的に麻痺してしまうため、大量の怒りを必要とするヒルドルのスペル構成では大きなディスアドバンテージを受けてしまう。区画に入った瞬間の最初の「スタティックブラスト」を撃つタイミングの取り方がとても大事になってくる。

②狙って回復できないこと

防衛タワーがガーディアンに攻撃を加える時間の短さを考えるとダメージ吸収によるヒルドル本体の回復は残念ながらほぼ見込めない。区画に「スタティックブラスト」を撃ち込んでからの3.5秒間にいかに敵のタワーを落とせるかが重要になる。

それでも、防衛タワーがガーディアンに反応して攻撃してくれるその一瞬だけでもヒルドル本体が受けるはずだった被ダメは軽減され、攻略全体でみればかなりの量になっているはずだ。

 

~〇ドラの役割~

無人基地の安定感のある周回

召喚ドラゴン、自身の「ロックオン攻撃」、2種類の攻撃スペルと攻撃の手段が豊富にそろっている。「フリーズ」で足止めされたタワーはヒルドルの激しい攻撃に為すすべもないだろう。しかしながら、スペルのダメージ量はどれも低く手数で稼ぐヒルドルのようなタイプのドラゴンはどうしても区画を落とすまでに多少の時間が必要になる。できれば、魔法タワーの妨害の心配はないほうがありがたい。

②キンナラスやエクストルにあこがれる新規プレイヤーの召喚士タイプのドラゴンとして

 ヒルドルが所持できる4つの能力のは無駄なものがなく、取得を考えるドラゴンの選考のポイントを満たしていると筆者は思っている。「スタティックブラスト」のような範囲攻撃かつ「フリーズ」という組み合わせのスペルは召喚士が攻撃するための時間を稼ぐという点で不可欠な能力だし、そのほかの能力もヒルドルが活躍できるようなスペル構成がちゃんと考えられているように感じた。

 

~〇評価~

筆者はキンナラスやエクストルが参戦した頃のワードラにはいなかったので「ここがこんなふうに強い」というような具体的な差を提示することはできないのだが能力構成を見る限り『お供を出せるドラゴン』の中ではなかなかの高水準にまとまったドラゴンではないだろうか?もちろん、よく作りこまれた基地に対して、それも防衛者が現れたときであっても敵基地に大きな被害を出せるドラゴンなのかどうか、今シーズンの当たりドラゴンなのかと聞かれたとしたら、ん~と返答に困ってしまう。そもそも召喚士というタイプ自体がワードラの環境に対応しきれていない部分があるので、、、。

ただ、補足すると防衛タワーの初弾の被ダメを肩代わりしてくれるガーディアンの存在とダークフラックの耐性に加え「スタティックブラスト」による攻撃の妨害もあるため「キャバリー」とはまた違うタイプのタフネスドラゴンであるともいえる。初手で大きくダメージを取りに行く運用をするしかなかった「エクストル」と違ってわりとどっしり構えた状態で撃ち合える点では一皮むけた召喚士なのかな?と思う。

ようやく、待ち望んだ召喚士キター!という感じで筆者と同様にワードラプレイヤーの中には「ヒルドルどうなの?どうなの⁉」と情報を集めていた人も少なくないと思う。筆者のいるリーグではまだあまり見かけないドラゴンのため体感することができないのが残念だが「とっても悪くはないな」という印象。特に新規プレイヤーはより魅力的に見えるドラゴンだろう!情報が新たに分かり次第追記していこうと思う!